№　1069　　　
2024.８.12（月）


本日は、埼玉県の岩槻までやって来ました。
用事が終了した後は、岩槻郷土資料館横に在る料亭「せんべい屋」で鰻を頂くことにしました。
岩槻城下町の日光御成街道沿いで発祥したこちらのお店は、明治35年にまとめられた埼玉県営業便覧に「料理店 矢部春吉」と記されており、当時からうなぎをストックして調理していたようです。
IMG_5240

当時の面影を忍ばせる歴史ある雰囲気の建物の、落ち着いた感じの重厚な玄関を入ると、、、、。
IMG_5242

やたらと広い土間のある、昔ながらのお座敷席が迎えてくれました。
股関節が固まって胡坐がかけない小生は、椅子席か掘りごたつの席が良かったんだけどなぁ～⁈
IMG_5246

さらに奥には、風情を感じさせる庭園のような池付きの中庭も見えます。
IMG_5249

伝統を感じさせる趣ある建物は、表から見るとそんなに大きくないように見えますが、奥行きがあってまるで京都の町家見たいです。
どうやら、奥の方は宴会場のようです？
IMG_5245

料亭と云うものの鰻が中心のお店なので、他の料理は殆どありませんでしたが、「鯉洗い・鯉汁」と云う珍しい鯉料理が気になりました⁈
気になっただけで、もちろん注文はしませんが、、、、‼
さて、本日のお目当の鰻はどうでしょう⁇
鰻重の梅が2,200円、竹が2,530円、一番高い松でも2,860円で3,000円しないんですけど、、、、⁉　
「安い‼」
IMG_5248

こんなに安いんなら、普段は絶対頼まない一番高い「松を頼もうかナ？」とも思いましたが、小市民の悲しい性で安定の「竹」にしてしまいました⁈
IMG_5247

でも、こちらの方はちゃんと注文しました！
「ノンアルコール　ビール」
IMG_5250

各テーブルは全て予約で埋まっていました。
皆さん鰻を注文するようなので、予め準備が出来ているみたいで、そんなに待たされないで品物が出て来ました。
シッカリ焦げ目も付いて、メチャメチャ美味そうです！
お値段が格安なので「どうなのかなぁ～？」って想ったりもしましたが、全然大丈夫、むしろいい感じなのでひと安心！
IMG_5251

問題のお味ですが、箸をつけると鰻はフワフワで甘めのタレとよく合っていて、炭の香りと焼け焦の香ばしい感じが美味しさを増していました。
「めちゃめちゃウメぇー‼」
IMG_5252

肝吸いも美味しかったです。
IMG_5253

とてもリーズナブルな価格なのに、こんなに美味しいなんて、何だかメチャメチャ得した気分になりました。
今度は何時食べに来れるかナ⁈


周りの人に紹介しよう　このブログ
読者を増やそう　このブログ
おしまい